2011年06月11日(土)
街撮り写真は・・・ [日々の徒然]
街撮り写真は、こちらから迎えに行ってははいけないのかな、なんて思います。
街では、目の前の光景が刻々と変わります。
それは、自分が歩いて移動していたとしても同じことです。
それを写真に捉えたい「街撮り」とは、移りゆく光景に対して自分からActiveに動くのではなく、Passiveに鷹揚に構えて到来したチャンスを掴むイメージなのでしょうか。
movielover さんのblogには、かの木村伊兵衛のこんな言葉が載っていました。
木村伊兵衛は写真を撮ることについてこう語っている。
「写真っていうのはいい被写体が来た、って思ってからカメラ向けたらもう遅いんですよ。
その場の空気に自分が溶け込めば、二、三秒前に来るのがわかるんですよ。その二、三秒のあいだに絞りと、シャッタースピード、距離なんかを合わせておくんです。それで撮るんですよ。」
2-3秒前に察知し、瞬時に、絞り、シャッター速度、距離を合わせて、被写体が来るのを待つ。
言うは易く行うは難し、です。
Posted by Julian at 16時59分 トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
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