2009年09月28日(月)
KonicaMinolta DiMAGE A2 [写真機徒然]
このカメラは、もうずっと主力カメラの一角の座を譲らない、自分の最も大事なカメラの一つだ。
調べてみたら、発売されたのは2004年3月らしいから、既に5年以上前のデジカメである。しかし、未だにこのカメラに代わるカメラが登場しないがために、主力の座を保っている。
日進月歩のデジタルの世界で、5年経過してなお「良いカメラだ」と思わせ主力を張るDiMAGE A2は、名機というのに相応しいのではかなろうかと思う。
このカメラ最大の魅力は、35ミリカメラ換算28mm〜200mmの手動式7倍ズーム「GTレンズ」にある。このレンズは、よく写るだけではなく、手動式ズームの使い勝手が抜群に良い。
また、CCDシフト式の手振れ補正機構を備えていて、EVや背面液晶に写る画像からしてピタリと止まる。CanonやNikonの一眼レフレンズが備えるレンズシフト式手振れ補正と同様のことを、レンズ一体型の強みでCCDシフト式でやってのけているのである。
勿論、5年の月日がモロに影響している部分もある。
800万画素、高感度はISO800でもうダメなCCDがその最たるものだ。また、画像書き込み速度、AFスピードなども、今時のデジタルカメラにはかなわない。全体に動作が遅いのも、EOSやα、GR DIGITAL等になれてしまった今となっては、ちょっと不満だ。
自分は、基本的にレンズ一体型高級デジカメが好きだ。
ひょっとすると、一眼レフよりも好きかも知れない。それ故に、これまでに何度か、このカメラに変わるレンズ一体型の高級デジカメを物色したことがあった。
しかしながら、結局DiMAGE A2の手動式ズームに勝るものは無く、今に至るまで他のカメラに乗り換えられないでいる。
多分、これからも、「手動式ズーム」を採用する手振れ補正機構付きレンズ一体型高級デジカメが新たに出てこない限り、DiMAGE A2は自分の主力であり続けるのではいかと思う。
先代のDiMAGE A1、そしてこのDiMAGE A2には、それくらい惚れ込んでいるのだ。
・・・どこか、こういうデジカメを、また作ってくれないものかしら・・・ね、SONYさん・・・。
Posted by Julian at 23時03分 トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
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