2012年05月12日(土)
お茶の水界隈 [銀塩写真]
先日、所要があって訪れた神田からお茶の水まで、ぶらぶらお散歩をしてきた。大した距離ではないが、街がみっしり詰まっているこの界隈は、傑作写真を求めなければそれなりに被写体に事欠かない。
駐車場の猫は、あくびをしてはおらず、近所の人の施しと思われる食事の最中だった。あるいは、これは施しではなく、こういう形で飼われているのかも知れず、猫にしてみればいつものごはんなのかもしれない。
厳選素材の店の前にも猫がいた。こちらは寝起きで、ひとつ大きなあくびをした後、のそのそと自転車の下をくぐり抜けて人が入れぬ路地=猫道へと去っていった。
ニコライ堂では、敬虔な表情で教会内の十字架を見つめるキリスト教徒と思しき人々と、明らかに物見遊山の単なる観光客とが入り混じる。
自分は後者であると言うか、たまたま通りかかった通行人と言うのが正しいのだが、それでも一応拝観料を払って教会内へ入り、蝋燭を灯して自己流ながらお祈りを捧げてきた。
聖橋付近では、休日にはイベントが開催されていることが多い。
しかしこの日は、特に何もイベントがなく、オープンカフェも至って普通の佇まいである。
丸の内線御茶ノ水駅から地下鉄に乗り、家へ戻ると愛猫がお待ちかねであった。
あお向けでひっくり返っているのは、歓迎のポーズでもあり、手を出すと猫キック見舞うにゃ、のポーズでもある。
かわいいので撫でてやろうと手を出すと、たちまち前足で抱え込まれて猫キックの嵐をみまわれる。この日も懲りずに手を出して、右腕が傷だらけになった。
Posted by Julian at 13時06分 パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
2012年05月06日(日)
街撮りスナップの表現 [銀塩写真]
街を歩けば、いろんなモノが目に入ってくる。特に東京の街は、商業都市として世界有数なだけのことはあり、見慣れた景色も改めて見直すと面白いものであふれている。
ウィンドショッピング感覚でカメラ片手にぶらぶら散歩しながらシャッターを切れば、いつもの景色がなにやら面白げな絵になるから不思議なものだ。
街撮りスナップの魅力は、街の再発見にある。気負わず、縮こまらず、目についたものを被写体にして、自由にシャッターを切る。
その結果の写真は、1枚だけだとありふれた被写体を写したものでしかないが、何枚も並べることで撮影者の視線が感じられるものになり、そこに作品性が生まれてくる。
街撮りスナップを写真作品とする場合、枚数が多ければ多いほど良い作品になるように思う。作品とは、すなわち作家性の発露である。アラーキーが街をテーマにした写真展1回に最大1万枚もの写真を出展することがあるのは、また森山大道の主な表現手段が写真集と個展であるのは、すなわちそういうことなのではなかろうか。
強烈な印象を与える1枚の写真で全てを表わす手法は、表現としてわかりやすいし、有効な手段である。
一方で、なにげない写真をたくさん並べる中で視点を表現する手法も、現実をコピーする写真ならではの表現手法として「あり」なのではないだろうか。
今年、写真を発表する機会が何回か決まっているのだが、そこでは、なにげない街のスナップ写真を沢山並べる街撮りスナップ写真の手法で臨みたいと思っている。
まず6月、ペンスケッチ展には30枚程度は出したい。
8月のNGP アンデパンダン展にも、50枚くらい出せればと思う。
それをどう展示するかは、目下、企み中である。
Posted by Julian at 18時10分 パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 2 )
2012年05月02日(水)
「ペンスケッチ展8」@渋谷に出展します。 [写真展]
国産ハーフ判フィルムカメラで撮影することだけが条件のフォトイベント「ペンスケッチ展」に参加することになりました。
そういうイベントをやっていることは以前から知っていましたが、自分が出展するとは思いもよりませんでした。勿論、初出展です。
2012年6月5日(火)〜6月10日(日)まで、渋谷のギャラリー・ルデコでの開催です。
<ギャラリー LE DECO>
http://ledeco.net/
<ペンスケッチ展8>
http://imaonline.jp/ud/exhibition/4fa731cf1e2ffa5a4c000001
「ペンスケッチ展」は、主催者のMazKenさん(写真家の松本 賢氏)を中心に2006年にフィルムハーフカメラ元祖オリンパス・ペンの愛好家が集って始まったフォトイベントです。「みんなちがって、みんないい」をテーマに毎回大勢の参加者、来場者を集め、今回で8回目を迎えます。今年のペンスケッチ展は、なんと60名近い写真家が作品を展示する一大フォトイベントになるようです。
私は、今年の2月頃、ひょんなことからMazKenさんにお声かけをいただき、初めて参加させていただくことにしました。
「ペンスケッチ展」という名の通り、OLYMPUS PENシリーズのカメラで撮影した作品が出展作の大多数を占めるようですが、自分は2月のNGP Fotoアンデパンダン展の際に半茶さんから頂いたOLYMPUS PEN EE-3に加え、Konica Recorder、Kyocera SAMURAI X3.0の3台で撮影した写真をランダムに展示する予定です。
今回の展示テーマは、「(仮)Cityscapes - Left to Right - 」。
ま、いつもながらと言えばいつもながらのテーマです(^^;)。
まだちょっと先ですが、もしよろしかったら、是非会場へお越しくださいませ。
在廊日は未定ながら、多分6/9(土)、6/10(日)は、会場にいるのではなかろうか・・・と思います。
Posted by Julian at 12時13分 パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
2012年05月01日(火)
Canon EF17-40mm F4L USM [お買い物]
この3月から4月にかけての機材入替えで手に入れた新レンズ「Canon EF17-40mm F4L USM」の試写をしてきた。
さすがに世間的に定評のあるレンズだけのことはあり、写りは十分満足である。
まずは、通りすがりのクレーンなぞ。
17mmの広角端なら楽に全容が写し込める。
交差点もこの通り。
色々、面白い絵がとれそう(^^)。
代わりに、今年の桜撮影で活躍したSIGMA AF15-30mm F3.5-4.5 EX DG ASPHERICALを手放したのだけど、まぁ、そもそも利用頻度は低かったし、このレンズがあれば出番はないからね。
最後は、お茶の水のニコライ堂。
このレンズとEF24-105mm F4L IS USMがあれば、普段の撮影はほぼOKかな(^^)
Posted by Julian at 23時49分 パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
2012年04月28日(土)
猫の毛が舞う季節 [デジタル写真]
背筋を伸ばして?ピシッとしたポーズのにゃんじろう。
このほわほわした毛がかわいいのだけれど、この季節は毛が抜けて抜けて、家中が猫の毛だらけになってしまう。
去年はまだ子供で、毛の量も大したことはなかったのに、今年はすっかり一人前の量をまき散らしている。短毛種なので長毛種よりはマシなのだろうが、それでも毛糸玉の一つもできそうなくらい、大層な量だ。
全身の毛が夏毛にかわるまで、掃除機とにゃんじろうのいたちごっこは、まだまだ続くのであった・・・。
Posted by Julian at 21時13分 パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
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