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写真にまつわるお気楽blog

2011年04月17日(日)

ネガフィルムのスキャン [銀塩写真]

フィルムで撮影した後、写真をデジタル画像化するのにフィルムスキャンを行います。

私のフィルムスキャン・システムは、スキャナがNikon COOLSCAN IV ED、ソフトはVueScanの組み合わせです。
(蛇足ながら、PCは、2006年導入のMacBook Pro 15inch。内蔵HDDが壊れかけています(^^;))

フィルムをスキャンする際のVueScanのセッティングは、毎回スキャン前にネガフィルムのベースカラーを固定する以外は、デフォルト設定のままでスキャンしています。

画像(266x400)・拡大画像(533x800)

Konica ACOM-1 + HEXANON AR50mm F1.4 + Kodak GOLD100

上の写真は、いつものセッティングでスキャンしたもの。
これはこれで普通にバランス良くスキャンされています。

しかし、どうも主役のふくろう像の素材である石の感じが軽く感じられるため、設定項目の「明るさ」だけを変えて、もう一度スキャンすることにしました。

画像(266x400)・拡大画像(533x800)

上の写真は、VueScanの「明るさ」パラメータを、デフォルト設定の「1」から「0.5」に変更してスキャンしたものです。それ以外の設定は同じ。元ネタのネガフィルムの撮影コマも同じです。

背景が黒く潰れてしまいましたが、ふくろう像の石の素材感は、こちらの方が良く出ていると思います。

この写真では、flickrにアップロードする写真として、明るさを変えてスキャンした後の方をセレクトしました。

どちらが良いかはケースバイケースですが、ネガフィルムをデジタル化するに当たっては、ネガに記録された広いラティテュードから「明るさの部位」を選んで切り出すことで、自在に写真表現を変えられることを改めて発見しました。

これまで、ほぼなにも考えずに全部同じセッティングでスキャンしていましたが、これからは、ちょっと考えてスキャンするようにしようと思います。

Posted by Julian at 18時19分  トラックバック ( 0 )  コメント ( 0 )

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Julian

Julian

写真を撮り始めて4年ほど。足の向くまま気の向くままに撮ってます。
銀塩もデジタルも一眼レフもコンパクトカメラもと、色々欲張ってたらカメラがやたらと増えてしまいました。機材の多くは中古品です。
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