2010年12月15日(水)
Nikon COOLPIX 950 [写真機徒然]
今、手元にあるデジカメの中には、自分の歴代の愛用機が何台かあります。年に一度も使うことはないまま、処分する気にもなれずに防湿ケースに入れて、持ち続けています。
そして、何故か時たま、思い出したように、当時のカメラで撮影してみたくなることがあります。
「当時のカメラ」とは、具体的には、OLYMPUS Camedia C-1400LとNikon COOLPIX 950の二台です。
Nikon COOLPIX 950は、1998年3月に125,000円で発売されたデジカメです。総画素数 211 万画素の1/2インチCCDを搭載し、ボディを捻って撮影する独特のスイバルスタイルのカメラでした。
私がこのカメラを手にれたのは、2000年11月のことです。
既に後継機種COOLPIX990が発売されて半年を経た頃で、某ショップの店頭ワゴンセールで特価販売されていたものを新品で購入し、その後2004年10月にMinolta DiMAGE A1を手に入れるまでの約4年間、主力機として使い続けました。
先ほど、久々にCOOLPIX 950を引っ張り出してきて単三電池四本を入れ、部屋で寝転がっている猫を、ストロボなしで撮影してみました。
流石に当時大人気だった傑作カメラ。写りは、全くもって優秀です。
このblogに乗せるくらいのサイズの写真なら、今時のコンデジを凌ぐくらいの十分なクォリティで写せます。
ただ、流石に経年で撮像素子がダメになってきているようで、等倍で見ると所々青く光っていたり、紫に光っていたりしているドットがあります。入手してからでも10年を経過しており、ろくに手入れもしていないので、致し方ありません。
COOLPIX 950の現役時代の主な用途は、当時の愛車「Citoren Xantia 3.0 Exclusive」のホームページに、そのドライブの記録写真や、クルマ自身の写真を掲載することでした。
今は、既にCitoren Xantiaも手元になく、住んでいた家も引っ越しました。
このカメラで撮影していると、なんだか、とても懐かしい思い出が蘇ります。
今後、全く写らなくなり、起動しなくなっても、このCOOLPIX 950は、ずっと手元に置いておくつもりです。
Posted by Julian at 00時01分 トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
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