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写真にまつわるお気楽blog

2010年12月12日(日)

年末恒例、2010年のお買い物まとめ [お買い物]

今年は、春に「写真への投資はしない、フィルム機材で撮影する」という目標方針を掲げました。

故に、本来であれば、なにも書くことがないはずなのですが、さにあらず。
ここ数年で一番沢山、書くことがあります(^^;


今年購入した主な写真機材は、以下の通り。

(1)SIGMA DP1s

(2)SONY NEX-5 薄型広角レンズキット

(3)Konica M-HEXANON 28mm F2.8

(4)Konica M-HEXANON 35mm F2.0


まず、今年最初のお買い物、SIGMA DP1sです。

DP1sに関しては、その発売時から存在を意識しており、基本的に一芸に秀でた反主流へそ曲がり系のモノに惹かれる傾向のある自分にとって、非常に気になるカメラではありました。コンパクトカメラでありながらAPS-Cサイズの個性的なFoveon撮像素子を搭載していて、当たればホームランのような絵が撮れるカメラとなれば、これはもう、ジャストミートです(^^;。

ただ、少々値段が高すぎて、ちょっと手が出せないなぁ、と思っていました。

ところが、我が主力デジタル一眼EOS30Dの後継として検討していたEOS7Dの実物確認及び値段の偵察のため、中野のフジヤカメラへ行ったところ、新品のDP1sが非常に安くなっていることを発見してしまったのです。

予定外のことなので、ちょっと迷いましたが、結局、初代GR DIGITALを下取りにして、DP1sを手に入れました。

写真家・植田正治氏は、その著書「私の写真作法」の中で、『撮影の気分が乗らないときはカメラを取り替えてみるのも有効な手段である』と書いています。
つまり、DP1sの購入は、先人の知恵に従って、ここのところ停滞気味だった撮影気分を、カメラを替えることで打破しようとしたと言うことです (キリッ 。


二番目は、小型レンズ交換式デジタルカメラ SONY NEX-5です。

NEX-5は、これまでフランジバックの短さ故に既存のデジタル一眼では使えなかった、KONICA ARレンズやライカMレンズ用のボディとして購入しました。NEX購入と同時に、Konica ARとライカM用のマウントアダプタも、それぞれ手に入れました。

ちなみに当初は、同じSONY EマウントでもNEX-5ではなく、より安価なNEX-3を買おうと思っていたのですが、最近twitter経由でやりとりしている旧友達がこぞって?NEX-5を推すため、素直にそちらに転びました(^^;


三番目は、Konica M-HEXANON 28mm F2.8とKonica M-HEXANON 35mm F2.0です。これらのレンズは、NEX-5用に買いました。

M-HEXANONレンズとは、コニカのライカMマウント互換のレンジファインダーカメラ・Konica Hexar RF用に、同社が1990年代末から順次発売した高性能レンズ群です。

今を遡ること4年前の2006年、別件で訪れた中野のフジヤカメラでM-HEXANONレンズを在庫品処分特価で販売しているのを見つけ、フィルムカメラのBESSA R3Aで使うべく、50mm F2と90mm F2.8を衝動買いしました。
しかし、レンジファインダーカメラは自分にはなかなか手ごわく、どうも良い写真が撮れないためBESSA R3Aの稼働は上がらず、勿体無いことに、この2本のM-HEXANONレンズも、すっかり防湿庫の肥やしになっていました。

それが11月にNEX-5を入手したことで状況が一変します。
防湿庫の肥やしになっていたM-HEXANON 2本は、この11月から12月にかけてNEX-5での撮影の度に持ち出され、一躍、我が主力レンズになりました。
定評ある描写性能とコンパクトなサイズが、NEX-5にぴったりなのです。

ところで、NEXは、APS-Cサイズの画像素子を搭載しています。すなわち、35mmフィルムの場合と比べてレンズの画角が約1.5倍相当長くなり、50mmのレンズは75mm相当の画角となります。スナップ用に常用するレンズとしては、75mm相当では長すぎるため、できれば、もっと広角のレンズが必要です。

そこで、どうせ買うならM-HEXANON 28mmがいいと思い、ネットで在庫を探したところ、キタムラのネット中古で丁度良い感じのものが見つかりました。
値段を見ると、少々予算をオーバーしていますが、中古品は一期一会と覚悟を決め、そのまま予約を入れて池袋の店へ在庫を回してもらい、購入しました。

35mmの方は、28mm F2.8購入後、マップカメラでミントコンディションのモノを見つけ、完全に予定額(というか覚悟の範囲)オーバーではありましたが、いろいろあって(^^;、嫁さんと交渉の末、早々に手に入れるに至りました。

この結果、年初には想像もしていなかったことですが、M-HEXANONとして発売された6種類のレンズラインアップ中、28mm、35mm、50mm、90mmの4本を揃えることになりました。我がNEX-5の主力レンズは、この4本のM-HEXANONで決まりです。(残る21mm-35mm DUALレンズと50mm F1.2は、今後も揃えるつもりはありません)。


それにしても、2010年を振り返れば「写真への投資はしない」どころではなく、2006-7年頃以来、久々に写真へ大盤振る舞いをした一年(というか、ここ二ヶ月)になりました。

きっかけは、NEX-5。

実用面での活用を半ば諦め、長年のコニカファンとしてコレクション的な感覚で処分せず保有してきたKonica M-HEXANONレンズが、NEX-5のおかげで、突如、主力レンズになりました。

今年新たにを2本追加し4本になったM-HEXANONレンズ群は、これからの自分の写真の楽しみを、グッと広げてくれるように思います。

Posted by Julian at 18時31分  トラックバック ( 0 )  コメント ( 0 )

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Julian

Julian

写真を撮り始めて4年ほど。足の向くまま気の向くままに撮ってます。
銀塩もデジタルも一眼レフもコンパクトカメラもと、色々欲張ってたらカメラがやたらと増えてしまいました。機材の多くは中古品です。
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