2008年08月08日(金)
SHEAFFER 万年筆復活 [日々の徒然]
昨日から復活作業に取り組んできたSHEAFFER万年筆。
昨夜のうちに水中から取り出して一晩乾かし、今朝インクカートリッジを取り付けて試し書きをしてみたら、何事もなかったかのようにすらすらと書けた。復活プロジェクト大成功である。
さらに嬉しいことに、家の片付けを進めていたら、このペンのケースと保証書が出てきた。保証書には新宿伊勢丹の販売店印が押してあり、保証内容は「Lifetime Warranty」だそうである。ただ、SHEAFFER社の日本語Web Siteを見ると、今は数十万円もするような高級万年筆でもLifetime Warrantyは付けていないように見える。果たして、この保証書が有効なのかどうか一抹の不安がないではないが、まぁ、そもそも所持していることすら忘れていたようなモノなので、もし保証してくれたらみっけものぐらいの気持ちでいればいい。
ところで、万年筆で書いた自分の文字をしみじみと眺めるに、何故この筆記具が10年にもわたり蔵される羽目になったのか、その理由がわかったような気がした。悪筆なのは子供の頃からで、まぁこれは仕方ないとしても、万年筆など書き慣れないもので書くと、これがさらに読みづらい文字になってしまうのだ。これなら、ボールペンで書いた方がまだましである。
10年前に引越した際に予備の筆記具入れに仕舞い込まれ、ついにそのまま日の目を見ぬままに10年が過ぎ、10年後の引越で再発見されるに至るとは、考えようによってはこの万年筆にまつわるドラマチックなエピソードともいえるかもしれないが、実際のところは単に実用上用無しだっただけなのだ。
しかし、今度は、真面目に使ってやろうと思う。文字が下手なのは仕方がないが、要は読めればいいのだ。開き直って、久しぶりに手書きで文字を認めていこうと思う。
丁度、これまた久しぶりに、思いつきをメモする「アイディアノート」を作る必要性を感じていたので、今回復活させたSHEAFFER 万年筆は、それ用の筆記具の一つとして活用していくつもりだ。
Posted by Julian at 13時07分 トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
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