2012年03月28日(水)
ただ、撮る #13 原宿キャットストリート [銀塩写真]
裏原宿から渋谷方面へと伸びる少し広めの裏通りを「キャットストリート」と呼び始めたのはいつ頃からなのだろう。
遥か昔、約一年間原宿へ通ってとある店でバイトしていて、裏原もよく行っていたのに、恥ずかしながらキャットストリートなんて全く知らなかった。
先々週末、愛用の靴の修理と新調のため明治神宮前へ行き、そのままKonica Recorderを片手にキャットストリートをお散歩撮影してきた。
Konica Recorderは、ファインダーがいい加減というか、パララックスが結構激しく、ファインダーは向きが合っているコトを確認する程度、参考としてしかあてにならない(^^;)
でも、このレンズの発色は、なかなか素晴らしい。
ハーフ版と言うことも有り、スキャン後のデジタルデータの解像感は、さほど高くない。でも、比較的コントラスト高く濃いめに写るので、ほとんどいじらずにモノクロ変換しても良い感じの写真になる。
何かきっかけがないと持ち出さないけど、なかなか個性的で面白いカメラだと思う。
Posted by Julian at 22時47分 パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
2012年03月23日(金)
光と影 [銀塩写真]
写真の魅力の一つは、肉眼では見逃しがちな光と影を一瞬で静止画に固定できることではないか。
光る壁の通路を目にした時、反射的に上の写真のイメージを思いついた。
雑踏の中で撮っているため、また手持ちカメラが撮影者の意図を反映できない古いオートカメラだったため、多少の妥協は避けられなかったが、ほぼイメージ通りに撮れたと思う。
Posted by Julian at 20時40分 パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 2 )
2012年03月20日(火)
ギターショップ [銀塩写真]
ストラト、テレキャス、SG風と、様々なタイプのギターが並ぶギターショップの店先。
眺めていたら、思わず一本持ち帰りたくなったが、止めた。
家には既にギターが2本あり、2本とも弦が錆びついているのだ。
これ以上、弾かないギターを増やしても仕方がない(^^;)。
Posted by Julian at 20時10分 パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
2012年03月11日(日)
SEKONIC L-408 露出計 [お買い物]
今日で東日本大震災から一年。
色々思うこともあるけど、いつも通りの写真徒然与太話です。
悪しからず。
---☆---☆---☆---☆---☆---
昨日、新機材として単体露出計「SEKONIC L-408」を手に入れた。
これからしばらく、室内で作品としてのブツ撮りをしたいと考えたら、やはり入射光式測定ができる露出計が必要ではないかと思い至ったのだ。
当初、ある程度カッコも考えて(笑)、アナログメーター式のものにしようかとも思ったが、実質重視でデジタル式にした。
その上で、なるべく安価に手に入れようと中野のフジヤカメラで中古機材を探し、店員さんのお奨めに素直に従う形でこの機種に決めた。
まぁ、必要なのは入射光式測定なので、反射光式測定機能はおまけみたいなものだが、思っていたよりも大分安価に入手できたのでよしとする。
何を撮るかというと・・・ま、大したことはないので、ヒ・ミ・ツ♡ (゜゜)\バキ☆
Posted by Julian at 18時59分 パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
2012年03月10日(土)
荒木経惟の90年代展示作品のプリントのメモ [写真展]
宮本三郎美術館「荒木経惟 II −人・街」にて、荒木経惟90年代初頭の作品のゼラチンシルバープリントによるオリジナルプリントを見て感じたことのメモ。
主にプリントの特徴、構図の取り方などを方法論的に注目して記録したメモであり、作品の感想メモではない。
さすがアラーキーの写真からは、プリントや構図の見本対象としても得るものが多い。
(1) カラーは、コントラスト強め。原色のRGBが強調されている。濃いめの発色。荒木はプリントでも原色をRGBで意識しているみたい?一昔前のDPEプリントみたいな色。ネガで撮っている?
(2) カラー写真の白は綺麗に、あくまでも白く。
(3) 白黒は曇りの日写真は、コントラスト弱め。白もグレー気味にコントラストの中で表現。カラーのように綺麗に白くはない。
(4) 白黒のコントラスト強め作品はシルエットを上手く使っている。こちらは白は綺麗に白だが、飛ばさない。影は黒くつぶし気味。
(5) 全体に絞って深い被写界深度で街の光景を撮っている。シャッター速度遅めで被写体の動きを止めない撮り方。
(6) 構図は三分割を厳密に守ったり無視したり自由自在。カチッとした構図と、ノーファインダーのような構図が混在。
(7) 妻の荒木陽子さんが亡くなる前と後では、彼女に見せる、見られることを前提とするか、それを意識していないかの違いがある?構図の取り方、絵の作り方に、特定の誰かに見せる事を前提とするか、しないかの違いを感じる。穿ち過ぎ?
宮本三郎美術館では、図らずもギャラリートークに遭遇。作品の背景などを聞けた。
しかし、カラー作品がネガプリントなのか、ポジプリントなのかは不明とのこと。
写真家によるプリント作品は、人によってカラープリントの色彩がかなり異なる。勿論、モノクロでも作家毎の違いはあるのだが、カラーの違いの方が大きいように思う。
自分のプリントは、まだまだ研鑽が必要だなぁ・・・。
Posted by Julian at 18時41分 パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
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