2011年11月01日(火)
気をつけ〜! [デジタル写真]
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2011年10月29日(土)
写真という表現手段 [日々の徒然]
写真機には、目の前の現実を写し取るコピー機としての使い方と、表現したい絵を制作する絵筆としての使い方と、大きく分けて二つの使い方があるように思う。
前者の究極の作例が、目の前の被写体をそのまま写して出す報道写真であり、後者の究極の作例が、被写体や光、影、色を作者のイメージに合わせて精緻に作り込むアート写真である。
そして、その中間に、様々な写真表現がある。
例えば、スタジオで撮るポートレート写真は後者に近いし、ライブや祭りなどのイベント写真などは前者に近い。
同じように目の前の現実を撮っていながら、イメージ通りの光や影が現れるのを待ち続ける風景写真は後者に近いと思うし、なにものかを表現するために一瞬のタイミングや通り過ぎる光景を写し取るストリートスナップの手法は前者に近い。
また、森山大道のように、コピー機的な撮り方をして現像やプリントで絵筆のように表現する人もいるし、HCBのように、作り込まない目の前の被写体をコピー機的に撮っていながら、画面構成自体が写実画を思わせるような人もいる。蜷川実花の写真の色彩はアートな領域だと思うが、表現したいことが異なれば、窪塚洋介を撮った写真のようにストリートスナップ的な手法でも撮っている。
コピー機的な手法も絵筆的な手法も、写真家が「これをやろう」と思えば、写真機は道具として応えてくれる。そのための技法は、それこそ非常に沢山の選択肢があるのだろう。その辺は、まだまだ全然詳しくないので、ここでは感覚論的な話に留める。
残る問題は、写真機を使って何を表現したいのか、ということだ。
コピーか、絵筆か、その中間か。
私の場合、自身の撮影スタイルから「目の前を通り過ぎる 『Passing Sight 』を写し取る」というコンセプトを掲げてみたのは良いけれど、「で?」という問いに対する答えは、なかなか出ない。
現実コピー写真を表現手段として採用し、どんな写真を撮り、どんな波動で相手の感情になにものかを引き起こすのか。それは、これまでに撮った写真、これから撮る写真で探してしていくことになるんだろうな。
Posted by Julian at 12時27分 パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
2011年10月28日(金)
ただ、撮る #5 [デジタル写真]
蔵出し写真シリーズ第五弾は、横浜元町中華街で10月15日に撮影した5枚。
この日は、微妙に雨模様だったため、最近の主力カメラであるフィルムカメラは止め、NEX-5 + M-HEXANON 28mm F2.8とGR DIGITAL IIIのデジタルコンビを持参した。
中華街のチャイナドレス・・・ベタな組み合わせで1枚。
こういう構図でマネキンをよく撮っているような気がするなぁ・・・(^^;)。ちょっとマンネリかも。
SONY NEX-5のパートカラー機能を使って、Redだけを抽出してみた。
「中華街のイメージカラーは赤」と言うのが先入観だけど、こうしてパートカラーで撮ってみると、実際は案外少ないことに気づく。
元町中華街の玄関口、みなとみらい線の元町・中華街駅。
来年には、東京メトロ副都心線〜東急東横線〜みなとみらい線の直通運転が始まる。なんと、我が街の駅・地下鉄赤塚駅から、元町・中華街駅まで、乗り換え無しで一本で行ける!
・・・ま、時間はそれなりにかかるのだけど、横浜が一層身近になりそうだ(^^)
最後は、横浜中華街の某中華料理店にて。
実はこの日、友人達が出展するAAAギャラリー企画の写真&イラスト展の初日で横浜へ行ったのだ。
ギャラリーへは午後から顔を出し、そのままこの店に流れて、アートを愛する仲間と実に楽しい時間を過ごせた。
自分は、とてもアーティストなどと自称できたものではないが、この日、彼らから刺激を受け、なんとか彼らに負けないものを制作したいと思えたのは、とても大きな収穫だったと思う。
アートな世界から敢えて距離を置くようになってから早15年くらいが経つ。
知識も経験もないも同然だが、頑張ってみよう。
Posted by Julian at 22時01分 パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
2011年10月25日(火)
幸せをあなたに [デジタル写真]
横浜のAAAギャラリー入り口においてあるウェイター人形を、私は勝手に「Happy waiter」と呼んでいる。
両手に大きなトレーをもち、片方を前に差し出す仕草が、幸せを沢山の人に差し出してくれているように見えて、そんな名前を付けた。
トレーは一見空だが、そこに幸せななにかを見いだすことができた人に、彼はトレーを惜しげもなく「好きなだけお取りください」と差し出している。
彼からどんな幸せをもらえるのか、それは彼と対峙する人次第。
次に彼に会う時には、幸せな「なにか」が見えるといいな(^^)
Posted by Julian at 22時49分 パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
2011年10月24日(月)
グループ展 [写真展]
まだ大分先だが、来年2月のグループ展に出展する事になった。
なった、のはいいが、どうしたもんかと考えている。
今日の連絡によれば、1月初旬には、なにを出すのかある程度決めておかなくてはならないようだ。と言うことは、逆算すると、何を展示するか本気で考えないと、間に合わない時期が迫っているということである。
まずは、自分のコンセプトを決めようと、とりあえず展示テーマ案を考えてみた。
一つ目の案は、月並みながら、展示するギャラリーの周辺をいつもの調子で撮って歩いて、セレクトしてプリントして展示すると言うもの。この案は、アイデアとして悪くないと自賛しているのだが、自分の11月の予定を見ると、如何せん時間的に厳しい。
二つ目の案は、特別なことはなにもせず、ただカメラとかレンズとかフィルムとかを統一して、そっち方面でまとまりのある展示とすること。つまり、Konica AR HEXANON で最近撮った写真ばかり集めて、機材とともに展示する。これは、いつもの機材でいつものごとく撮ればいいし、過去作品も使えるので楽だが、なにかつまらない気がする。
三つ目の案は、ベスト・オブ・Julianセレクションとして、過去のFlickr人気上位を展示するもの。しかし、これだと猫写真だらけになってしまう上に、悪いことに一番人気の写真のネガが見あたらず、プリントができない。更に、今の作風との乖離もある。せっかくの機会なのに新作無しというのも残念である。
そんなこんなで、コンセプト一つ、なかなか決められない。
ちゃんと考えておかないと、意図せずに、絵はがきみたいな写真の展示になりかねない。こんなことで、きちんと自分らしい作品を展示できるのだろうか(^^;)。
ま、とりあえず、カメラを持って街をぶらつきながら、おいおい案をまとめたいと思う。
案外、結局、上記3つのどれかになるかも・・・ボソツ
Posted by Julian at 21時01分 パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
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