2009年02月18日(水)
The GINZA [銀塩写真]
2月7日にKONIFLEX IIで撮影した写真が現像から上がってきた。
なにも写っていない大失敗写真が1枚、手振れがひどい写真が1枚あったが、それ以外の10枚はよく写っていて一安心である。
なにも写っていない写真は、シャッターを切ったときにバネ式のシャッターを指で途中で止めてしまった写真であろう。当然盛大に露出オーバーとなり真っ白になってしまった。古いアナログカメラならではの失敗とも言えるかも。すぐその場で気づいてもう一枚撮っておいたので、あまり実害はなかったのが不幸中の幸いか・・・。
KONIFLEX IIは、相変わらずよく写る。50年前のカメラなのだが、所謂「オールド・レンズ」っぽい写り方はせず、今時のレンズのような程よくメリハリの効いた写り方をするのだ。この写り方は、多分レンズのせいだけではあるまい。中判フィルムだから、と言うのもあるような気がする。
今や35mm版のフィルムカメラでさえマニアックな存在になってしまったが、6X6の中判フィルムを使う二眼レフは、もはや完全にマニアの世界である。
中判フィルムは、35mmフィルムと比べても、取り扱いが面倒だし、使い勝手も悪いし、高いし、枚数も撮れない。デジカメとは対極にあるような存在だ。
でも、現像から上がった中判フィルムの上に大きく写った「写真」を見ると、やっぱりいいのである。中判フィルム独特の余裕というか、懐の深さは、他の何物にも代え難い。
今手元にある中判フィルムを使うカメラはKONIFLEXだけだ。できれば、もう一台欲しいなぁ・・・と思い、以前ブロニカの購入を検討したことがあった。その時は、何故かブロニカが変に値上がりしていたこともあり断念したのだが、そろそろ、また探してみようかしら・・・。
ところで、全くの蛇足だが、Camerapediaという英語のWebサイトのKONIFLEX説明ページの写真は、自分がflickrで公開した写真が流用されていた。・・・実は、今日まで気づかなかった(^^;)。
21ヶ月前にflickrのCamerapediaグループに誘われて、自分で投稿したようなのだが、こういう形で使われていたのか・・・。
Posted by Julian at 23時39分 トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
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