2013年04月29日(月)
アンバランス [お買い物]
3月にLeica M6を手に入れてから、清水の舞台から飛び込むがごとくレンズへの投資を行いました。資金源は、2月と3月の出張旅費・・・。
今年は、何故かこの時期に出張が重なり、また度重なるプチ出張などもあって、交通費の立替が結構な額になっていました。私の勤務先は、出張経費を全額精算してくれるので、2ヶ月分を精算した4月は、ちょっとした小金持ちになりました(^^)。
ま、冷静に考えれば、自分が支払ったお金が戻ってきただけなのですが、喉元過ぎればなんとやら、気分はプチお大尽です。
その資金+手持ちの使わないレンズを手放して、Leica M6用にレンズを新調しました。
中途半端に中古レンズに手を出せば、なんたってライカ沼のこと、資金の続く限りレンズへの投資を続ける羽目になりかねないため、最初から良い物をと決心して、多少足が出るのも構わずに揃えたのが、以下3本です。
Carl Zeiss Biogon T* 2.0/35 ZM
Carl Zeiss Biogon T* 2.8/28 ZM
Voigtländer NOKTON 50mm F1.1
現在新品で買えるLeica純正ではないMマウントレンズの中では、これ以上は望めないラインアップなのではなかろうかと思っています。
2本のCarl Zeissは、期待に違わぬ描写性能を見せ、完璧に満足です。
すでにKonica M-HEXANONの28mm、35mm、50mm、90mmを所有しているのに加えて、2本のCarl Zeissがあれば、もう十分です。
ただ、ちょっと予想外の事態が起きたのがVoigtländer NOKTON 50mm F1.1。
このレンズ、実物を確認してから手に入れたのですが、Leica M6に付けてみたらレンズが大きすぎて、ファインダーが思いっきりケラレます(^_^;) 右側が1/3くらい、見えないかもしれません。
ひょっとして、BESSA R3Aならケラレないのか?と思いましたが、BESSAでも結果は同じでした・・・。う〜ん、COSINAは、一体何を考えてこのレンズを設計したのでしょう?
まぁ、BESSA R3Aなら、等倍ファインダーなので両目を開けて被写体を捉えることができ、両目を開けて見ればケラレは気になりません。しかし、Leica M6では、両目を開けてはいても両目で被写体を見てはいないので、ファインダー枠にどこまで入っているのかは、心の目というか勘で撮ることになります。
そんなわけで、いまだNOKTON 50mm F1.1は、実践に投入していません。この連休中にも、実践投入して感触をためしてみるつもりではいますが、果たして、どうなることやら・・・。
ま、レンジファインダーで使えない場合、Ricoh GXR+ MOUNT ADAPTER A12があるので、ミラーレス用レンズとして使えるのですが・・・あくまでも、Leica M6用に手に入れたレンズなので、このアンバランスさには、ちょっと困惑気味です・・・。
Posted by Julian at 16時53分 パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
2013年04月04日(木)
Konica AUTOREFLEX T3 [お買い物]
コニカのフラッグシップ機として、主に米国で好評を博したAUTOREFLEX T3を手に入れた。
例によって、入手後に芹沢光機さんでオーバーホールして頂き、ほぼ元の調子を取り戻したと思われる。試写はこれからだが、楽しみである。
ちなみに入手価格は、750円也。整備代が7,000円ほどかかっているが、完調の機械式一眼レフが8,000円弱というのは、十分お買い得だったのではなかろうか。
このカメラは、一応AEが付いているが、基本的にフルマニュアル撮影を前提に、電池を入れないで使う予定だ。
実戦投入は、5月かな〜(^^)
Posted by Julian at 20時24分 パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
2013年03月24日(日)
ライカ、Leica、らいか [お買い物]
前回のblogから約二週間。色々考えるところがあり、また、知り合いの後押しもあって、とうとうというか、予定よりだいぶ早く、ライカに手に入れた。
手に入れたのは、昨年末からライカを検討する中で、ずっと本命としてきたM6である。
対抗としてM4という選択肢もあったが、まずは実用ライカを選んだ。
「ライカで撮ったら写真が変わるのか?」というと、そう劇的には変わらないだろう。
これまでもレンジファインダー機では撮ってきたし、レンズも同じM-HEXANONを使う。少なくとも、同じレンズと同じフィルムを使う限り、写りは同じはずである。
それでもいいのだ。
「ライカのカメラを手に入れた」と言うだけで、ついに来るところまで来たかと思う。
その感慨だけで十分だ。
・・・とは言え、ライカをしまい込んでおくつもりはさらさらない。
これからしばらく、Leica M6とKonica HEXAR RF、KONIFLEX IIとBRONICA SQ-Aの、2種類4台を主力として撮っていくつもりである。
5月下旬から始まる「第3回 6636展」と、7月末に始まる「第4回 NGP アンデパンダン展」に向けて、そろそろ始動だ(^^)。
Posted by Julian at 22時38分 パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 2 )
2013年01月13日(日)
渋谷〜青山界隈 [お買い物]
コニカのM-HEXANONレンズのデジタルボディとして、Ricoh GXR + GXR MOUNT A12を中古で手に入れました。
メーカーが最初からMマウントレンズで撮ることを前提に設計しているデジタルボディは、GXR以外ではライカ本家とエプソンしかありません。ライカは高額すぎるし、エプソンは610万画素と今時のデジタルカメラとしては、ちょっと非力です。
丁度、GXR本体とMOUNT A12の安いのを中古品で見つけたので、これも出会いと思い、逝ってしまいました。
早速、Konica M-HEXANON 28mm F2.8を付けて、渋谷〜青山を散策して来ました(^^)。
期待通り、良い感じです。
とはいえ、液晶ファインダーだし、フォーカシングなどはミラーレス機そのものの感覚ですが、その辺りは敢えて気にしないことにして、基本的にフィルムのレンジファインダー機と同様に、半マニュアルで撮ってます。
スピーディに撮るには、それが一番!なのです。
GXRの操作系は、同じリコーのGR DIGITALによく似ていて、ほぼ戸惑うことなく使えました。
いまのところ設定などは、全てデフォルトのまま。
いずれ少しづつ、自分仕様に変えていきます(^^)
Posted by Julian at 21時01分 パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
2012年12月15日(土)
2012年のお買い物 (今年版は、長いな〜(^^;)) [お買い物]
12月も半ばになり、今年中に新たな機材が増える予定がなくなったところで、恒例の「1年間のお買い物総括」をしてみたいと思います。
ま、私の個人的な備忘メモでしかありませんが、気が向いたら、読んでみてください(^^)。
以下、月ごとに、いつ何を手に入れたのかを書き出してみたら、例年になく、えらく長いエントリーになりました・・・。
■2012年1月
(1)Nikon COOLSCAN V ED
1月のNikon COOLSCAN V EDは、たまたま新品!をAmazonで見つけたもので、それまで使っていたNikon COOLSCAN IV EDを置き換えるために購入しました。なんで今頃新品が出てきたのかよくわかりませんが、確かに新品未開封品でした。Nikonに確認したところ、1年間の保証もOKとのことなので、保証期間中に一度、点検清掃をお願いする予定でいます。
約10年間手元にあったCOOLSCAN IV EDは、ヤフオクで旅立って行きました・・・。
■2012年2月
(2)OLYMPUS PEN EE-3
2月のOLYMPUS PEN EE-3は、購入したカメラではなく、ペンスケッチ展8出展にあたり半茶さんが譲ってくれたカメラです。譲ってもらった状態ではシャッターが切れなかったのですが、芹沢光機さんに点検整備をお願いしたら、あっさり調子を取り戻し、その後は絶好調です。6月のペンスケッチ展8では、このカメラで撮影した写真を中心に展示を行いました。
■2012年3月
(3)SEKONIC L-408
3月のSEKONIC L-408は、中古のデジタル露出計です。露出計などなくてもコンデジがあれば用は足せるのですが、敢えて単体露出計を手に入れました。COSINAのVC Meter IIもあるのですが、今年はこっちを多く持ち出しました。
(4)Canon EOS-1V
(5)Canon EOS-1N
Canon EOS-1V、1Nは、フィルムAF一眼レフをキヤノンに統一する事に決めて、Minolta α807とEOS 5QDの2台を手放して代わりに手に入れました。
フィルムAF一眼レフカメラは中古市場では異様に不人気で、かつて20万円は下らなかったはずのEOS-1V、1Nですら二束三文で手に入ります。この二台は、カメラとしての性能と完成度の高さに驚愕しつつ、愛用しています。
ただ、この二台で撮っていると、色々レンズが欲しくなるのが難点です。
■2012年4月
(6)Canon EF17-40mm F4L USM
4月のCanon EF17-40mm F4L USMは、上記EOS-1V、1Nを活かすため及び、この時点で既に買い換えることを予定していた主力デジイチのために購入したものです。
これで小三元が揃いました(70-200mm ISはF2.8mなので、中三元?)。
■2012年6月
(7)Canon EOS 5D mark II
6月は、6年間使った主力デジタル一眼レフ EOS 30DをEOS 5D Mark IIに買い換えました。既に最新機 EOS 5D Mark IIIが発売されていましたが、フルサイズセンサ搭載機が新品で14万円程度で買えるチャンスは、そうそうあるまいと判断し、敢えて安価なMark IIを選びました。
これから5-6年は、デジタル一眼レフの主力として、このカメラを使っていくつもりです。
■2012年7月
(8)SONY NEX-7 + E 18-55mm F3.5-5.6 OSS
(9)SONY E 50mm F1.8 OSS
(10)SONY E 30mm F3.5 Macro
7月には、SONY NEX-7 + E 18-55mm F3.5-5.6 OSSのセットに加え、E 50mm F1.8 OSSとE 30mm F3.5 Macroを手に入れ、SONY Eマウントを一気にリニューアルしました。NEX-5のパンケーキセットをそっくり手放しての入れ替えです。
NEX-7は、Konica ARやLeica MマウントなどのMFレンズのデジタルボディというのが主な役割なのですが、APS-Cサイズセンサのコンパクトな主力機としても使うことにして、純正レンズを揃えました。
ただ、この入れ替えで、NEX-5と一緒にE 16mm F2.8も手放したのは、失敗でした。今、魚眼レンズと併せて、買い直しを検討しています。
(11)Pentax Optio WG2 GPS
Pentax Optio WG2 GPSは、メモ撮影と手軽な水中撮影用に手に入れたものです。同様の用途でOlympusのμTOUGH-8000を持っていたのですが、どうも画質が不満で買い換えました。Optio WG2は、画質面でも結構いけています。
(12)Canon EF 40mm F2.8 STM
Canon EF 40mm F2.8 STMは、完全な衝動買い。よく写る良いレンズですが、使えるボディがEOS 5D mk2とEOS-1N、1Vなので、軽快さには程遠く、今のところ宙に浮いています。
(13)Konica AUTOREFLEX T4
(14)FUJI HD-M
Konica AUTOREFLEX T4とFUJI HD-Mは、ともにヤフオクで500円〜1,000円くらいで落札したもの。AUTOREFLEX T4は、点検・修理して完調です。HD-Mの方は、フィルムのコマ送りがちょっと怪しい。よく写る良いカメラなんですが、今のところ整備する予定はありません。
■2012年8月
(15)Konica WF-28
8月に購入したKonica WF-28は、新宿でお散歩カメラの途中で、アルプス堂にて衝動買いしたもの。
28mm画角の外付けファインダーなので、GR-DやDP1sに取り付けて使っています。今後、L39の28mmレンズが手に入ったら、BESSA-Lでも使う予定です。ごつい外観が今ひとつですが、見え方は非常に良いです。
■2012年9月
(16)BRONICA SQ-A + Zenzanon PS 80mm/f2.8
9月には、BRONICA SQ-A + Zenzanon PS 80mm/f2.8をヤフオクで落札しました。
BRONICA SQシリーズは、8月頃に新宿西口を中心に、中古カメラフェアなども探しまわったのですが結局1台も出会えず、仕方なくヤフオクに網を張って、ようやく手に入れました。
12月に出展した「西口写真展 中版の巻」の出展作品の75%は、このカメラ+レンズの組み合わせで撮影しています。
■2012年10月
(17)Konica L
10月のKonica Lは、ほぼ衝動買いです。以前から狙っていたカメラではあるのですが、BRONICA SQ用の交換レンズ、プリズムファインダーなどをヤフオクで探していてたまたま見つけ、出来心で入札したらそのまま落札してしまいました。これも点検・修理して完調です。
■2012年11月
(18)OLYMPUS PEN mini E-PM1 + M.ZUIKO DIGITAL 14-42mm F3.5-5.6 II R + M.ZUIKO DIGITAL 17mm F2.8
(19)OLYMPUS BCL-1580
11月は、OLYMPUS PEN mini E-PM1 + M.ZUIKO DIGITAL 14-42mm F3.5-5.6 II R + M.ZUIKO DIGITAL 17mm F2.8のツインレンズキットと、ボディキャップレンズ OLYMPUS BCL-1580を衝動買いしました。ツインレンズキットが新品で3万円そこそこで売っていたため、手を出すつもりのなかったマイクロフォーサーズ機にまで手を出す結果となりました。
実際に手に入れてみたら、PEN mini E-PM1の一眼レフらしい画質に加え、使い勝手も悪くないため、昨年中古で購入したGR DIGITAL IIIに代わって、M.ZUIKO DIGITAL 17mm F2.8を付けて常用カメラとして日々活躍しています。
■2012年12月
(20)Voigtlander BESSA-L
(21)Voigtlander Color Skopar 21mm F4
12月は、BESSA-Lを衝動買いしました。「西口写真展 中版の巻」の展示作業に向かう途中、別件で立ち寄ったビックカメラで、ほんの出来心で中古コーナーを見に行ったら想像以上に安価で販売されており、L39レンズを1本も持っていないのに、ボディだけを買ってしまいました。BESSA-Lは、前々から気になるカメラだったとはいえ、これは全く予定外の、本当に衝動買いです。
後日、Color Skopar 21mm F4を新品購入し、ようやく撮れる状況になりました。これから、ガンガン使っていく予定です。
(22)OLYMPUS VF-1
(23)KONIFLEX II (2号機)
OLYMPUS VF-1は、PEN mini E-PM1とBESSA-L用の35mm画角外付けファインダーとしてキタムラで中古購入しました。まぁ、PEN miniとBESSA-Lを衝動買いしなければ、買わなかったものです・・・。
KONIFLEX II (2号機)は、ヤフオクで落札したもの。現在、修理・調整してもらっており、既に持っている1号機と2台体制で二眼レフ撮影を楽しみたいと思います。
以上。
ふ〜。それにしても、今年は良く売買しました。
ある意味、ついに写真機マニアの仲間入りをしたかもしれません(^^;)
2012年中最も長文のエントリーに最後までお付き合いただき、ありがとうございました。
今年も残すところ2週間ほどです。
年内に片付けるべきは片付けて、新たな年を迎える準備を始めましょう(^^)/
Posted by Julian at 21時32分 パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
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