2006年10月22日(日)
言いわけ [写真機徒然]
使い慣れたカメラは、手に馴染むというか、常に安心して撮影を行うことができる。似非カメラマンの自分ですら、使い慣れたカメラなら、その全ての操作を完璧に把握しているとまでは言わないが、よく使う機能はどこをどうすればどうなるのか大体わかる。
しかしその反面、同じカメラで同じような被写体を撮っていると、いつの間にかなんだか以前撮ったような、自分で自分のコピーをしているような写真が増えてくる。
そうなると、いけない。だんだん写真を撮ることが楽しくなくなってきて、そのうち撮影しようという意欲すら減退してきてしまう。所謂スランプである。
なにかしら、確固たる目的を持って被写体に向かい合っているような人であれば、きっとそんなことはないのだと思う。
しかしながら私のように、毎回なんとなくテーマを探しながらぶらぶら撮影しているような人は、マンネリに起因するスランプに陥る危険が高い。
それでは、そんな時はどうするか?
植田正治氏曰く「写真家がスランプになったら使うカメラを替えてみると良い。」
確かに、同じような被写体を撮っていても、カメラが変われば気分も変わる。気分が変われば、新鮮な気分で撮影に臨めるだろう。デジタル銀塩、一眼レフとコンパクトなど、種類も変われば尚更だ。
かくして、またカメラが増えることになる・・・危険な兆候が出てきている・・・・(続くっ!・・・カモシレナイ)。
Posted by Julian at 18時46分 パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 3 )
2006年10月16日(月)
祝!GR DIGITAL一周年 [写真機徒然]
リコー公式blog GR BLOGで、「GR DIGITAL発売一周年記念 特製GR手拭いプレゼント」なる企画キャンペーンをやってます。
GR DIGITALを入手してからまだ2週間ほどですが、私も早速応募してみることにしました。当たると良いな♪
ところで、GR DIGITALの白黒モードは良いですね。
単純にカラーの彩度を落としただけと言うモノではなく、モノクロらしく少しコントラストを強めた描写をしてくれるので、写したまま、ほとんど手を加えることなくそのままいけます。
・・・プレゼント企画へのトラックバックだから書くわけではありませんが(^^;)、GR DIGITALは良いカメラです。ほぼ毎日携行しています。
あとは、RAWの書き込み速度とスポットAFの速度と精度を上げて貰えると、ホントに言うことなしなんですが・・・。何とかファームウェアで対応できませんか?、よろしくお願いします>リコーさん
Posted by Julian at 22時14分 パーマリンク トラックバック ( 1 ) コメント ( 0 )
2006年10月08日(日)
GR Digital 一週間目のインプレッション [写真機徒然]
GR Digitalは、確かに良いカメラです。それも現時点で最高のスナップデジカメであると思います。
ズームがない、手振れ補正がない、さほど小さくもないと、「ないないずくし」のスペックですが、逆にそれが撮影者の写す力を引き出すのか、不思議と不便は感じません。それどころか、このカメラはこれしかないという割り切り方が逆に心地よく、撮影に集中できるような気さえします。
写りの方は、自慢のGRレンズの高性能と相まってホワイトバランスや露出が見事にコントロールされた必要十分の高画質を備えています。
とはいえ、Canon EOS30D+Lレンズなどと比べれば、GRのJPEG画像では、ちょっとコンデジっぽい絵作り?に感じられることもあります(コントラストやシャープネスを細かく設定すれば、そんなことはないのかもしれませんが・・・)。
GR Digitalの大きな不満点は、RAWで撮影した際の書き込み速度の遅さです。何しろ、1枚撮影する毎に十数秒待たされることになるのです。
また、スポットAFやマクロ撮影時のAFの速度や正確性は、手持ちのもう一台のリコーデジカメ・Caplio R3と大差ありません。
まぁ、広角パンフォーカスでバシャバシャ撮るスナップカメラと割り切ってJPEGで撮影している分には、特に不満ではないのですが・・・。
GR Digitalには、我が手持ちカメラで言えば、Konica HEXAR並の高級コンパクトカメラを期待していたので、この辺、ちょっと残念です。
もしファームウェアで改善できるものならば、AF性能とRAWの書き込み速度の二点を、何とかして欲しいと思います。
どうしてもカメラのレビューを少し細かく書くと、細かな不満を書いてしまいがちなのですが、全体として自分はGR Digitalをとても気に入りました。それが証拠に、ここ一週間ばかり、このblogに掲載している写真は、全部GR Digitalで撮影したモノばかり。
こいつが手元にあると、性能は十分だしコンパクトだし、何より写していて楽しいので、GR Digitalの稼働率が上がっているからなのです。
Posted by Julian at 22時56分 パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 2 )
2006年09月29日(金)
DSLR戦国時代 [写真機徒然]
Potokina 2006に関する記事などを見ていると、DSLR戦国時代もいよいよ本番に突入した感じがしますね。
これまでは、キャノン、ニコンという銀塩一眼時代の二強がそのままデジタル一眼でも二強として先頭を走り続けてきましたが、ここに来て、旧αシステムを引き継ぐソニー、K100Dのヒットで息を吹き返したペンタックス、独自のフォーサーズ展開を推進するオリンパスとパナソニックとライカの3社連合など、それぞれに個性的且つそれぞれに魅力的なカメラが続々と出てきました。
しかも基本性能としてどのメーカーも、1000万画素超の画素、ゴミ取り機能、手振れ補正機能を装備しています。手振れ補正については、キャノン、ニコン、パナソニック&ライカがレンズ側での補正、ソニー、ペンタックス、オリンパス(表明のみですが)がボディ側での補正です。どちらがいいのかそれぞれに言い分はあるようですが、私としては既存の単焦点レンズでも手振れ補正が効くことからボディ内蔵手振れ補正機能の方がいいかなと思っています(・・・なのに、何故かキャノン党ですが・・・)。
今年の春に、EOS20Dを下取りに出して購入したEOS30Dが性能的に既にエントリー機にも負ける程、DSLRの進歩は日進月歩です。キャノンEOS、ニコン、ソニーα、ペンタックス(+Sumsung)、フォーサーズ(オリンパス、パナソニック、ライカ)と5つのグループが真っ正面からぶつかり合う2007年は、更にDSLR革新の年になりそうな予感がします。
電気的な性能が互角になってくれば、次は光学面や使い勝手の勝負になってきます。例えば、小型軽量ならフォーサーズ、速写性ならキャノン、堅牢性ならニコン、ボケの美しさならα、MFピントの掴みやすさならペンタックスなど、それぞれに特徴が出てくると面白くなりそうです。
・・・あくまでも勝手な心配事ですが、DSLRのエレクトリックな部分でのハードルが高くなってくると、光学的な部分での勝負の前に、ニコンが脱落しそうでちょっと心配だったりします。CCDやCMOSを内製できないニコンは、そろそろ、本格的にどこかと組んだ方が良さそうな気がするのですが・・・。
Posted by Julian at 11時49分 パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
2006年09月15日(金)
Leica M8 [写真機徒然]
ついにライカから出ました。
Mマウント・レンジファインダー・デジカメ「Leica M8」が発表されました!
デジカメジンの記事を引用すると、
-18×27mmの1,030万画素CCD(画角1.33倍相当)
-Mマウント
-二重像合致式ビューファインダー
-撮影感度はISO160-2500
-2.5型液晶モニター(23万画素)
-記録メディアはSDメモリーカード
-電源はリチウムイオン充電池
-11月下旬発売、577,500円
スペック的にはデジカメとして十分なもの。
価格は、577,500円!EPSON R-D1sのざっと二倍です。
欲しいか?と問われれば素直に欲しいのですが、買いたいか?と問われれば、う〜ん・・・ちょっと高すぎるかなぁ・・・。
いつかはライカとは思うけど、M8は、ちょっと高嶺の花かな・・・。
Posted by Julian at 22時43分 パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 4 )
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