2016年02月13日(土)
売れる写真とは [日々の徒然]
Kindle版写真集をダウンロード発売開始してから一週間が経った。
当初考えていたよりも多くの方にご覧いただけたようで、本当にありがたいかぎり。
お買い上げいただいた方には、心から感謝しています。ありがとうございます。
さて、自分で写真集を作り、発売してみて思ったのだが、売れる写真というのは、やはり決まっているようだ。
端的に言えば、大多数の写真を買う人にとっては、写真に写っている被写体が写真を買う最大の理由であり、それ以外の理由、例えば写真家の名前であるとか、撮り方であるとか、作品性であるとか、で購入を決める人は圧倒的に少ない。
思い返せば自分自身も、写真を撮ることや写真を発表することを始める前は、基本的に何が写っているのかこそが写真を買うほぼ唯一の理由だった気がする。
自分はプロではないので、売れるかどうかはあまり重要ではないのだが、発表する以上は多くの人に見て欲しい、できれば気に入って欲しいとは思っている。
一方で、沢山の人に気に入ってもらうために、好きでもない被写体を撮るつもりは、頼まれた場合を除けば、あまりない。
現時点では、足のむくまま気のむくままに撮りたいものを撮りたいように撮りたいと思っていて、被写体を限定するつもりはないのだが、自分が撮りたいものと多くの人が見たいものが乖離することもあるんだろうなぁ、とは思っている。
それでは、何のために写真を撮り、何のために発表するのか。
今は、なにかを伝えるために、というのが自分の答えだ。
売れる売れないは、まぁ、どうでもいいとして、先週発売した写真集を見て、何かを感じていただけたら幸甚である。
CRP TOKYO 2015 WINTER JAPAN "passing each other" [Kindle版]
Posted by Julian at 13時37分 トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
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