2014年06月08日(日)
出展報告:グループ写真展「6636 Square Format 04」 [写真展]
NADAR/Tokyoで開催されたグループ写真展「6636 Square Format 04」は、本日、無事閉幕しました。ご来場いただいた皆様、運営の皆様、出展者の皆様、NADARの皆様、ありがとうございました。
今回の私の出展作品のタイトルは、「光の輪 - Inspired by Yoko Kaneiwa -」。
写真家「かねいわようこ」さんの作品をオマージュしたモノクロ作品です。
撮影機材は、BRONICA SQ-A + ZENZANON-PS80mm F2.8。フィルムは、Kodak T-MAX100です。
かねいわようこさんには、何もなかった横浜みなとみらいに「新しい町」が形作られる時を撮影した、一連の作品群があります。
よこはまコスモワールドのアトラクションを長時間露光で撮影した今回の私の作品は、その時期のかねいわさんの作品の一つに、ほぼ同じ場所で同じ手法で撮影した作品があり、その作品をオマージュしたものです。
本当は、同じアトラクションを同じ場所から同じように撮りたかったのですが、かねいわさんが撮影した当時と今では、よこはまコスモワールドを囲む周辺の状況が一変しており、同じアトラクションを撮ることはできず、致し方なく違うアトラクションを違う場所から撮りました。
その結果、オリジナル作品の光の束が永遠に循環するかのごとき摩訶不思議な感じとは異なる、光の輪に彩られつつも都会的な夜景写真になりました(^^)。
かねいわようこさんは、60歳で写真を撮り始めて以降、一貫してモノクロフィルムでの撮影、暗室での自家現像、自家プリントで作品を制作し続けてきた写真家です。
日本リアリズム写真集団に属し、これまでにコニカミノルタプラザをはじめ、様々なギャラリーで何度も個展を開催されています。
私は、ギャラリーバー26日の月の杉明日香オーナーの紹介で知り合い、2月から3月にかけて三日月ギャラリーで開催された「ワンコイン展」で初めてご一緒させていただきました。
実は、私が自家現像、自家プリントに挑戦しようとしているモチベーションの一つは、かねいわさんの暗室機器を譲り受けたことも理由の一つなのです。
さて、最後に私の次回出展のご案内です。
次も同じNADAR/Tokyoで、6月24日から開幕するポートレート写真展 「porté portra portrait」に出展します。
2014年6月24日〜7月6日
@ナダール東京
ポートレート写真展 「porté portra portrait」
http://nadar.jp/tokyo/schedule/140624.html
これまでの作品とは打って変わって、初めてポートレート写真に挑戦しました。
結果、ポートレートとは、ちょっと違う感じの作品になったような気がしていますが(^_^;)、額装をお願いしたRoonee(http://www.roonee.com)の杉守さんには、好評?のようです。
Posted by Julian at 21時54分 トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
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