2013年02月19日(火)
ブローニーフィルム [銀塩写真]
5月の終わりから6月の上旬にかけての約二週間、南青山のギャラリーNADAR TOKYOで開催されるグループ写真展「6636展」に参加する。
このグループ展は、6x6フォーマットの中判フィルムで撮影した写真を、一人一枚づつ真四角プリントして統一した額装で展示すると言うものらしい。出展するのに「らしい」と言うのも頼りないが、初出展で詳しい情報が来てないのだから仕方ない。
ポイントは、「6x6フォーマットの中判フィルムで撮影した写真の写真展」という点だ。デジタル全盛の今時、ブローニーフィルムで写真を撮るなど趣味人の酔狂のようだが、今だからからこその写真展と言うこともできる。
何故なら、ブローニーフィルムを使うカメラやレンズは、一昔前には非常に高額で、興味があっても気軽においそれと手に入れられるものではなかったのだ。それが、デジタルカメラの性能が向上し、効率を求めるプロやハイアマチュアのブローニー撮影への需要が極端に減少した事で、少なくとも中古品ならびっくりするような安値でカメラやレンズが販売されるようになった。おかげで、お小遣いで写真を楽しむ自分のような人間や、もっと若い世代の人でも、気軽にブローニーフィルムで写真を撮影することを楽しめるようになった。
ブローニーフィルムで撮った写真は、解像度、ボケなど、デジタルカメラで撮った写真とも、一般的な135mmのフィルムで撮った写真とも違う「絵」を捉える。若い女性の間で、ブローニー写真が静かに人気があるのは、きっとその独特の写りに理由があるに違いない。
ところで先日、この写真展の為にカメラのリハビリをするべく古い二眼レフを持ち出したら、2枚撮ったところでいきなり故障してフィルムの巻き上げができなくなってしまった。
主力となる予定のKONIFLEX II 二号機と三号機は、只今、絶賛修理中である。
果たしてこの調子で、ホントにグループ展に参加できるのだろうか(^^;)。
Posted by Julian at 20時19分 トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
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