2011年12月18日(日)
2011年のお買い物 [お買い物]
12月も半ばになり、今年中に新たな機材が増える予定がなくなったところで、恒例の「一年間のお買い物総括」をしてみたいと思う。
いや〜、今年は我が写真史上初めて、何をいつ手に入れたのか記憶が定かでないほど、沢山の機材を手に入れた。
早速、今年、いつ何を手に入れたのか、時系列で書き出してみよう。
■2011年1月
(1) KONICA HEXANON AR 24mm F2.8
■2011年2月
(2) KONICA HEXAR RF
(3) KONICA FT-1 MOTOR(黒)
(4) KONICA ACOM-1
■2011年4月
(5) Nikon COOLPIX S8100
■2011年5月
(6) Konica TC-X
(7) Canon Canonet G-III QL17
■2011年6月
(8) Konica C35 FD
(9) Konica BIG mini F (2台)
■2011年7月
(10) EPSON GT-X970
■2011年9月
(11) Ricoh GR DIGITAL III
(12) Konica Recorder
■2011年11月
(13) Minolta TC-1
■番外編
(14) フィルムスキャナ・ドライバソフト「VueScan Pro」
以上。
この記事を書くために、今年1月以降に手に入れた機材を書き出してみたら、レンズが1本、フィルムカメラ10台、デジカメ2台、フィルムスキャナが1台だった。
このうちNikon COOLPIX S8100は、通勤カメラとして新品購入したものの結局手に馴染まず9月にヤフオクで売却し、中古のGR DIGITAL IIIに化けた。故に、実質的に今年購入したデジカメは、GR DIGITAL III一台だけである。
今年手に入れた機材は、大きくは以下二つの目的で手に入れたものだ。
目的の一つ目は、フィルムでの撮影を増やすに当たり、Konica ARレンズ用のボディを複数台に増やすこと。
去年まで、Konica ARレンズ用のボディは、Konica FT-1 motor (銀)一台のみだった(フィルムカメラでは)。しかしこのカメラは、ただでさえ古い上に、ある意味中途半端に自動化が進んでいるため、いつどこが故障してもおかしくなく、持ち出しを躊躇する事が何度もあった。
Konica一眼レフは、既に20年も前に事業から撤退している上に、日本では全く評価されていない一眼レフカメラシステムであるため、ボディが壊れたからと言って、中古カメラ店に行ってすぐに撮影に使える程度の代替品が手に入るものではない。
そこで、たまたまキタムラのジャンク箱でKonica FT-1motor(黒)を見つけたのをきっかけに、Konica ARボディを複数台にすることを思いつき、どうせならとフルマニュアルでも撮影ができるKonica ACOM-1を手に入れて3台体制としたのだ。
・・・Konica TC-Xは、勢い余ってのおまけであり、これは数には入れたくない(^^;)
目的の二つ目は、コンパクトカメラで一眼レフに負けないクォリティの写真を撮るために、写りに定評のある銀塩コンパクトカメラを手に入れること。
なぜ銀塩コンパクトなのかと言うと、端的に言って、コンパクトデジカメの写りに不満があるからだ。
勿論、普通にただ綺麗に撮るだけであれば、今時のコンデジで何ら問題は無い。しかし、一眼レフ並みのクォリティで撮ろうとすると厳しいものがある。
高級路線で販売されていた銀塩フィルムコンパクトカメラであれば、高価なレンズを付けた一眼レフに負けないクォリティで撮ることができる。
コンデジでは残念ながらそういう機種は少なく、また高額すぎる。
フィルムコンパクトカメラの場合、撮像サイズは、勿論ライカ版フルサイズである。フルサイズでの画像撮影が前提であれば、当然光学系もそれに合わせて設計されているわけで、所謂高級コンパクトカメラと言われている機種の光学系は、一眼レフ用の高価な広角レンズに比肩しうる描写性能を持っている。
さらに、一部のプレミア機種を除き、いまや二束三文の銀塩コンパクトカメラのコストパフォーマンスを考えれば、コンパクトなカメラでまともな写真を撮るなら、フィルムの方が圧倒的に有利だ。
そこで、今後の撮影活動を考え、画角、MF/AF、マニュアル操作の可否などの違いを鑑みて、数種類の銀塩コンパクトを揃えた。・・・まぁ、少々勢い余って数を増やしすぎというきらいもないではないが(^^;)。
今年の機材購入点数は、自分の中で第一次写真ブームが巻き起こり、それまでほとんど機材がないところから一気にデジタル一眼やレンズ、更に銀塩カメラまでを揃えていった、2005年-2006年以来の数量である。
今年は、機材的な面でも、これまでのデジタルカメラ中心からフィルムカメラ中心へと撮影手法が移り変わる転換点の年だったのかもしれない。
フィルムスキャナとスキャンソフトを揃えたことで、フィルムからデジタル変換するワークフローも完成した(まだまだスキャン技術面で研究の余地が大ありだが・・・)。
来年のことを言うと鬼が笑うと言うが、来年は、今年確立した「ネガフィルムで撮ってデジタル変換し、Webの画像データや、カラープリンターで紙に出力するワークフロー」で、作品を制作していくつもりだ。
Posted by Julian at 21時42分 パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
2011年11月18日(金)
物欲・・・Minolta TC-1 [お買い物]
2005年頃、写真にはまりだした最初から、何故かコンパクトカメラが好きで、当時、わけも分からずKonica HEXAR Silver を手に入れてみたり、ヤフオクでKonica C35 flashmatic を手に入れてコニカミノルタで修理して貰ったりしていた。
その後、一眼レフに行ったり、レンズ交換式レンジファインダーに行ったり紆余曲折はあるものの、今年もKonica BIG mini F やGR DIGITAL III を手に入れるなど、コンパクトカメラ好きは変わらない。
つい最近、某中古カメラ店で比較的安価なMinolta TC-1のAランク品を見つけた。以前フィルムコンパクトを調べている時に、「フィルムコンパクト時代の最後を飾る名機」とまで書かれていたカメラである。
感情では欲しい。が、ロジカルに考えれば必要はない。
カメラもレンズも、とりあえず今の撮影スタイルを続ける限り過不足ない分は揃っている。
ま、見るだけ見に行ってみようかな・・・ということで、先週某中古カメラ店へ行ってきた。
見るだけ、見るだけ・・・。
あら?
結局、物欲に負けて、連れて帰ってきてしまった(^^;)
最近、視力というか、目のフォーカス機能の性能低下を自覚している。いわゆる老眼である。
これが進行すれば、レンジファインダーも一眼レフも、マニュアルフォーカスは厳しくなってくる。しかし、オートフォーカスなら、大丈夫。
勿論、そこまで考えて手にいれたわけではない(゚゚ )☆\バキ
大体、AFコンパクトも、Konica BIG mini F とHEXAR Silverがある。
ま、単に欲しかったということだ(^^;)
Minolta TC-1は、本当に小さい。
愛機Konica C35FDと並べてみると、TC-1は、まるでコンデジみたいに見える(^^;)。C35FDだって、フィルムカメラとしては、コンパクトな方なのに。
この二台にKonica HEXAR SilverとBIG mini Fを加え、画角28mm、35mm、38mmの街撮り主力機として、使い倒していくつもりである。
Posted by Julian at 21時22分 パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
2011年09月20日(火)
ハーフの誘惑 [お買い物]
『ハーフの誘惑』と聞いて、綺麗な女性を思い浮かべた人は、単なるエロオヤジであり、至って健全である(^^)。
『ハーフの誘惑』と聞いて、カメラを思い浮かべた人は、立派にビョーキ、立派なフィルムカメラマニアと言って良いだろう。写真界では、賞賛されて良い。
かくいう私はというと、『ハーフ』と言えばカメラじゃなくて女性の方が先に思い浮かぶエロオヤジである(^^;)。
もとい。一台あると楽しいかも、くらいのつもりでヤフオクで入札したKonica RECORDERが手元にやってきた。
このカメラ、意外と人気があって、調子の良いものだと中古カメラ店で15,000円〜20,000円位の値が付いている。ヤフオクでも平気で10,000円前後の値が付くのだが、私が落札したものは電池蓋がいまいち不良なことから他に入札がなく、思いのほか安価に落札できた。
ハーフ版カメラと言うと、世間的にはオリンパスのPENシリーズや、リコーオートハーフがメジャーである。世のカメラ雑誌を見ても、その二機種くらいしかまともに取り上げられることはないように思う。
Konica RECORDERは、同時代のKyocera SAMURAI同様、風変わりなフルオート・ハーフ版カメラという印象か。
ちなみに、へそ曲がりの私は、正統派のPENもオートハーフも持っていないのに、風変わりなSAMURAIとKonica RECORDERが揃ってしまった(^^;)
先週の土曜日、早速Konica RECORDERを持って撮影に臨んでみた感じでは、このカメラ、なかなか侮れない。
発色は濃いめ、コントラスト高めの、なかなか個性のある描写をするHEXANON 24mm F4レンズは、カラーネガは勿論、 @KumarinX さん曰く、モノクロでも良さそうとのこと。
ハーフ版は、24枚撮りフィルムで48枚撮れることの裏表として、何も考えずにコンデジ感覚でバシバシ撮れるメリットがある代わりに、現像後のスキャンが3倍面倒くさいという欠点がある。
しかしそれでも、何かにつけて持ち出したいカメラが、また一台増えた(^^)。
Posted by Julian at 22時48分 パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
2011年09月07日(水)
GR DIGITAL III [お買い物]
またGR DIGITALを買ってしまった。
GRD4の噂が流れる中、新品の値崩れに引きずられて安くなったGR DIGITAL IIIのAランク中古品。すでに手放した初代GRD、GRD2に続き、これで三台目のGRである。
どうやら自分は、相当GRDが好きらしい。
この数ヶ月、他の高性能コンデジをしばらく使ってきたのだけれど、高倍率ズームも、優れもののフルオート撮影モードも、シーンモードも、全く必要なかった。ただ、GRDの軽快でシンプルな撮影感覚は、他のカメラでは、なかなか代わりができるものではないことが、わかった。
優れたスナップカメラとは、「Gパンのお尻のポケットに入れておいて、さっと出してさっと撮るカメラ」などと形容されるが、普段使いのカメラは、文字通りそういうカメラが良い。
そんな感覚を求めてフィルムカメラのKonica BIG mini FやKonica C35シリーズを愛好する自分にとって、現行のデジタルカメラでGRDに代わるものはない。
もはや、これからも、GR DIGITALがそのコンセプトを変えない限り、ずっとついていきます。
Posted by Julian at 22時10分 パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 2 )
2011年07月28日(木)
ジャンクコレクター [お買い物]
6月の頭にセカイモンで思わず落札してしまった、Konica ARマウント最後の一眼レフカメラ Konica TC-X + Zoom HEXANON 35mm-70mm F3.5-4.5です。
TC-Xは、既に一眼レフからの撤退を決めていたコニカが、米国市場向けに細々と80年代後半まで製造していたカメラで、メカニカルシャッター、手動巻き上げのシンプルな仕様のカメラです。
落札後、手元に来てから動作チェックをしたところ、一応そのままで問題なく撮れそうな感じなのですが、軽さ以外になんの取り柄もないためか、どうも今ひとつ真面目に使う気にならず、防湿ケースの肥やしになっています。
このカメラ、我ながら一体何のためにわざわざ米国のオークションで落札し、落札代金とほぼ同価の送料/手数料を払って日本に輸入したのか、わかりません。
これぞまさに、「ジャンクコレクター」状態です・・・ね(^^;)。
Posted by Julian at 00時06分 パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
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