2011年09月21日(水)
黄色い男 [銀塩写真]
残暑の厳しい晴天の土曜日、表参道をブラブラしていたら、左側面に、ちょっと異質な気配を感じた。
ひょいと首をひねってそちらを見ると、黄色ずくめの男が佇んでいた。
好奇心を刺激され、ガラスのショーウィンドウ越しに向かい合ってみる。
物言わぬ男は、じっと押し黙り不思議な存在感を放ちながら、身動き一つせずに立っている。
おもむろにカメラを構えて、静かにシャッターボタンを押した。
ショーウィンドウの前を離れて振り返ると、反射するガラスの向こうに隠れて、黄色い男は、もう見えなかった。
人が溢れる東京の街には、人がその営みの中で作った面白いモノが沢山ある。
街を散歩しながら面白い『街の光景』を撮影して歩くのは、なかなか楽しい(^^)。
Posted by Julian at 22時05分 パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
2011年09月14日(水)
ピントの山 [銀塩写真]
MF式の一眼レフカメラでは、ファインダーを覗いてピント合わせをする際に合焦している部分のことを「ピントの山」と言う。
デキの良いファインダーは、この山がつかみやすくピントを合わせやすい。
一方、デキの悪いファインダーは、ピントの山がつかみづらく、ピント合わせをファインダー中央のスプリットイメージに頼って行うしかなくなる。
我が主力一眼レフカメラのコニカ軍団では、FT-1 motorが比較的ピントの山がつかみやすいのに対して、ACOM-1は、今一つ山がつかみづらい、というか、スプリットイメージ無しには、ほぼピント合わせは不可能だ。
しかし、ものは考えようで、ピントの山がつかみずらいACOM-1なら、「いっそのこと目測で撮ってしまえ」という決断を比較的容易に下すことができ、その結果、本来ならピント合わせの時間の分だけ遅れたはずのシャッターチャンスに間に合うこともある。人はそれを「怪我の功名」と呼ぶが、ま、そんなことはどうでもいい(^^;)。
上の写真は、まさにそんな一枚。最初から5m辺りにフォーカスを合わせておき、構図をきめてそのままシャッターボタンを押した。
勝手気ままに撮っているアマチュアならではの撮り方かもしれないが、"Passing sight"を切り撮るスナップでは、撮影手法のバリエーションの一つとして『あり』ではないかと思っている。
Posted by Julian at 23時12分 パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
2011年09月13日(火)
新宿のだんご屋 [銀塩写真]
蒸し暑い真っ昼間、通りに面しただんご屋の店先に出ていた涼しげな桶。
水菓子でも入っているかとひょいと覗いたら、予想に反して空っぽだった。
この桶は、『涼』を表現した一種の看板なのだろうか。水を湛えた桶に手拭いでも浸かっていれば、それだけでなにやら涼しげな空気を醸し出すから不思議なものだ。
風鈴などと同じく、こういうものに涼を感じるのは、日本人だけとも言う。機会あれば、実際に外国人に聞いてみたい気もするが、今年はその機会もなさそうだ。
季節の移ろいは早いもので、もう朝晩はすっかり秋の気配である。
夏の間、精神的にも体力的にもばててしまい、お散歩カメラをしばらく休んでいたが、再開の時は近い・・・はずだ(^^;)。
Posted by Julian at 18時58分 パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
2011年09月10日(土)
スニーカーショップ [銀塩写真]
お散歩カメラをするようになって、スニーカーのお世話になることが増えている。
そのくせ、手持ちのスニーカーは一足のみで、もう一足追加しようとずっと思っているのに、なかなか実行に移せない。
その理由は単純で、自分にとって、靴選びがあまり楽しいイベントではないからだ。
私の足は、男にしては小さい(24.5cm)上に、甲高幅広の典型的日本人型である。一般的な靴のディスカウント店等では、こういう足に合う靴がなかなかない。
店頭であれこれ悩み、これ、というものを指定して店員さんに試し履きを頼むと、「サイズがない」と言われたり、一つ上のサイズを持ってこられたりする。あまり何度もそういうことが続くと、だんだん面倒になってきて、目的を達せずに店を出てしまうことも多い。
しかし、やはりそろそろ買わねばなるまい。さもないと、ようやく馴染んできた唯一のスニーカーが、あっという間にボロボロになってしまう。
今週の日曜日は、池袋の靴屋さんへ行こう。
・・・そう考えるだけで面倒が予想されて少々憂鬱になったりするのだが、新品の履き心地の良いスニーカーをイメージして気持ちを前向きに向け、今度こそスニーカーショップへ足を向けたいと思う・・・。
Posted by Julian at 00時24分 パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
2011年09月03日(土)
キャラクター [銀塩写真]
ディズニーは、キャラクターの不正利用に厳しいと聞く。
上の写真は、新宿のディズニーモバイルの店の前を撮影したものだが、この程度でもクレームが来たりするのだろうか?
もしクレームが来た場合、「これはあくまでも街の風景を切り取ったものに過ぎず、意図的にミッ○ーマ○スのキャラクターを利用しようと言うものではない」。
そんな理屈で、切り抜けられるかしら。
数日中にこのエントリーが消えたら、何かあったと勘ぐっていただいていい・・・かもしれない。
ま、こんな泡沫blogの相手をする程、彼らも暇ではないだろうけど(^^;)
Posted by Julian at 22時15分 パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
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