2009年04月26日(日)
先週の現像が上がってきた [銀塩写真]
先週の日曜日に、近所の松月院及び赤塚植物園で行ったブロニカETRSiの試し撮りの現像が上がってきた。
ぐっと絞った時の解像度は、流石中判、余裕の写りである。
次に、背景をぼかした写真を撮ってみた。
手前から後ろまで、良い感じで撮れている。
次は、F2.8開放で撮影したお稲荷さん。
被写界深度は、かなり浅い。この写真では、5匹いる二列目のきつねの左右それぞれから二番目の2匹の耳にフォーカスが来ており、それ以外のきつねは全てボケている。
最後に、赤塚植物園で見かけたピンクの花。
このサイズで見るとそうでもないが、背景のボケ方がちょっと煩いかもしれない。
この日の赤塚植物園には、デジタルやフィルムの一眼レフカメラを首からぶら下げた人が入れ替わり立ち替わりで大勢来ていた。その中でフィルムの割合は、2-3割と言うところか。
しかし確実に、フィルムの愛好家はいるようだ。
ブロニカETRSi+ZENZANON-PE 75mm F2.8の組み合わせは、こと解像度においては相当すごいと思う。
まぁ、中判だから・・・と言うことはあるにしても、レンズの実力も十分だ。
ただ、ZENZANON-PE 75mm F2.8は、背景のボケ方がちょっと煩わしいボケ方をする場合がある。レンズシャッターの絞りの形が五角形であるせいだろうか?このあたり、もう少し研究の余地がありそうだ。
Posted by Julian at 00時46分 パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
2009年03月20日(金) 春分の日
黒い花 [銀塩写真]
丸19日ぶりの休日。
昼まで爆睡して起きたらWBCの日本-韓国戦は、2-2の同点だった。
今日は、これから散髪に行って、その後、久々に地元の飲み屋へ行く予定だ。
やっぱり、休日は良いなぁ。明日は、少し早起きして掃除洗濯を早めに終わらせ、クルマをリコール修理に出したら、午後から少し街歩きをしよう。
blogに載せる写真も、いよいよ底をついてきた。上の写真は、2月にKONIFLEX2で撮影した道端の花壇。モノクロだと、紅い花は黒く写り、黄色い花はグレーになる。
明日の街歩きは、久々にデジタル一眼(Canon EOS30D)を持ち出そうかな。
Posted by Julian at 15時03分 パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
2009年02月28日(土)
隅田川 [銀塩写真]
二月最後の更新は、2/7にKONIFLEX IIで撮影した隅田川である。丁度船が二艘通りかかったので、船が構図の中に収まるタイミングを見計らって撮影した。
KONIFLEX IIは、フルマニュアルの機械式カメラなので、露出計などと言うモノはない。
この写真の場合は、まずKONIFLEXで大まかな構図とフォーカスを決め、GR DIGITALを評価測光にして1枚撮り、その露出情報を参考にKONIFLEXの露出を設定して、再度構図とフォーカスを調整し、シャッターを切っている。
上流から船が迫ってくる中での調整だったので少々焦ったが、どうにか間に合った。
KONIFLEX IIは、いろいろ制約のあるカメラだがデジカメとは正しく対極にある。
このカメラで撮るのは、それがまた面白かったりもするのだ(^^)。
Posted by Julian at 01時46分 パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
2009年02月20日(金)
記録が途切れてしまった [銀塩写真]
「記録が途切れてしまった」と言っても、大した記録ではない(^^;)。
blogの連続更新記録が12日で途切れてしまった、と言うだけである。
しかし、自分にとって近年ないぐらいマメな更新ペースだったので、せめて2週間は続けたい・・・と思っていただけに、少々残念だ。
昨日は、仕事からの帰りがちょっと遅かった。まぁ、それを言い訳にしていたらなにもできないのだが、ついつい流されてしまったというわけだ。
さて、今日の写真も前回と同じ時に撮った、KONIFLEX IIによる銀塩写真である。かちどき橋の上から隅田川を下っていくタグボートを撮ってみた。
写真が小さいのでわかりづらいが、オリジナルサイズではボートの屋根から顔を出しているおじさんの顔まで判別できる。中判フィルムの解像力は、本当に大したものだ。
また、KONIFLEXのレンズも実に優秀だと思う。
なにせ50年前のカメラなのだ。
このカメラの製造に携わった人たちは、まさか50年後に、自分が作ったカメラで撮った写真がblogに載り、またflickrに載ってインターネットで世界に向けて発信されることなど、全く想像だにしていなかったに違いない。
今、新品として販売されているカメラの中で、50年後に誰かが使い、その写りに感動するような製品は、果たして何種類あるだろうか。
KONIFLEXの道具としての素性の良さを確認するにつけ、何となくそんなことを考えてしまった。
Posted by Julian at 22時49分 パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
2009年02月18日(水)
The GINZA [銀塩写真]
2月7日にKONIFLEX IIで撮影した写真が現像から上がってきた。
なにも写っていない大失敗写真が1枚、手振れがひどい写真が1枚あったが、それ以外の10枚はよく写っていて一安心である。
なにも写っていない写真は、シャッターを切ったときにバネ式のシャッターを指で途中で止めてしまった写真であろう。当然盛大に露出オーバーとなり真っ白になってしまった。古いアナログカメラならではの失敗とも言えるかも。すぐその場で気づいてもう一枚撮っておいたので、あまり実害はなかったのが不幸中の幸いか・・・。
KONIFLEX IIは、相変わらずよく写る。50年前のカメラなのだが、所謂「オールド・レンズ」っぽい写り方はせず、今時のレンズのような程よくメリハリの効いた写り方をするのだ。この写り方は、多分レンズのせいだけではあるまい。中判フィルムだから、と言うのもあるような気がする。
今や35mm版のフィルムカメラでさえマニアックな存在になってしまったが、6X6の中判フィルムを使う二眼レフは、もはや完全にマニアの世界である。
中判フィルムは、35mmフィルムと比べても、取り扱いが面倒だし、使い勝手も悪いし、高いし、枚数も撮れない。デジカメとは対極にあるような存在だ。
でも、現像から上がった中判フィルムの上に大きく写った「写真」を見ると、やっぱりいいのである。中判フィルム独特の余裕というか、懐の深さは、他の何物にも代え難い。
今手元にある中判フィルムを使うカメラはKONIFLEXだけだ。できれば、もう一台欲しいなぁ・・・と思い、以前ブロニカの購入を検討したことがあった。その時は、何故かブロニカが変に値上がりしていたこともあり断念したのだが、そろそろ、また探してみようかしら・・・。
ところで、全くの蛇足だが、Camerapediaという英語のWebサイトのKONIFLEX説明ページの写真は、自分がflickrで公開した写真が流用されていた。・・・実は、今日まで気づかなかった(^^;)。
21ヶ月前にflickrのCamerapediaグループに誘われて、自分で投稿したようなのだが、こういう形で使われていたのか・・・。
Posted by Julian at 23時39分 パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
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